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役員会の傍聴、陪席は可能か [教会形成]

1.役員会は、聖霊の支配のもとで運営される
 キリストの体なる教会の役員会は、世俗の団体の会議とは異なり、その構成員である役員たちが聖霊の導きのもとで主の御心を尋ね求めてゆく会議である。
 役員会では、思わぬ仕方で思わぬ結論へと導かれることがしばしばある。そして、それは聖霊の導きとしか言いようがないことがある。役員会の構成員たちは、この聖霊の導きに自らを委ねる。するとそこに、聖霊に支配された議論の流れが起きる。
 役員は、そのために召し出された者である。

2.役員会への傍聴や陪席は認められない
 もし、そこに役員以外の者が同席していると、この聖霊の働きが妨げられることになる。それゆえ、役員会への傍聴や陪席は基本的に認められない。
 手続きとしては役員会が認めれば傍聴も陪席も可能であると考えられるのだが、聖霊に導かれる教会の会議としては、傍聴者や陪席者など役員以外の者がいないところで行われるべきであろう。また、役員でない者は、役員会の傍聴や陪席を求めることは慎むべきである。もし役員会が傍聴や陪席を許可する場合には、これらのことをよく考えて行わなければならない。

3.陪席が求められる場合
 ただし、役員以外の者が教会学校の校長だとかバザー委員長だとか修養会委員長などを務めている場合、役員会への陪席を役員会から要請されることはあるだろう。その場合、報告や意見など発言を求められた時だけ発言したり、関連の審議にのみ陪席する。

4.神学生は傍聴
 また、学びのために神学生に役員会を傍聴させることはよくあることである。大概、最終学年になった時が一般的かもしれない。この場合、特に議論に加わるわけではないので、陪席ではなく傍聴である。(教会の方針で、神学生が積極的に教会の意思決定に参画するようにと役員会へ「陪席」させる場合があるかもしれない。)

成人祝福 [教会年間行事]

1.意 義

二十歳で成人することは日本の国が定めていることであるが、聖書でも、イスラエルの民は二十歳以上のものが戸籍に登録された(出30:12-14、38:26、民1:2-3、18-19、26:2-4など)。

社会的な責任が与えられるこの機会に、教会も青年たちが神を知る知識を深くし、社会生活における歩みの上に主の導きがあるように祈ることはよいことであろう。

2.いつ行うか

国が定める「成人の日」は、かつては1月15日であったが、法律が改正されいわゆる「ハッピーマンデー制度」の導入によって、2000年から1月の第二月曜となった。それに伴い、1月の第二月曜の前日の礼拝の中で成人祝福を行うとよいだろう。

ただし、大概は第二主日だが、1月1日が月曜日の年だけは第一主日になる(例えば2007年)。その場合、第一主日に行うか、第二主日にするかは迷うところだが、それぞれの教会の状況で決めることになる(聖餐もあって礼拝が長くならないか、新年礼拝としての特別な礼拝との兼ね合い、午後に新成人を招いた親睦会をするとなると役員会とかち合わないようにするとか)。

3.対 象

成人式を迎える教会員や教会学校卒業生をはじめ、普段は礼拝に出席していなくても、家族や親戚で成人する方を広く教会員に呼びかけてるとよい。

4.礼拝について

通常どおりの礼拝の中で成人祝福の時を持ってもよいが、普段礼拝出席のない新成人も招こうという場合には、若者向けにしたり、普段より伝道的な礼拝として工夫することもよいだろう。説教も青年・若者を意識した内容、語りを心がけ、礼拝の名称を「成人祝福礼拝」とすると、教会全体で成人を祝福しようという思いが高まる。

5.式 文

成人祝福の式文はないので自分で考える。というより、牧師同士で試みや工夫を共有し合いたい。

  1. ①「これから成人祝福式を行います。今年成人される方は、前へお出でください。あらかじめ申し出ておられない方でも、今日たまたま礼拝に出席されたという方も、今年成人される方はどうぞ前にお出でください。」
  2. ②序詞: 成人祝福の意義を語る。
  3. ③聖書: コヘレトの言葉12:1-2、ペトロの手紙一5:5-7、テモテへの手紙一4:12など。
  4. ④祈祷
  5. ⑤祝福: 一人ひとり名を呼び、「神さまの祝福がありますように」と祈る。あるいは、「アロンの祝福」でも。
  6. ⑥紹介: 教会員に一人ひとり紹介する。礼拝の中なので拍手はしない。最後に「主にあってよろしくお願いします」と言う。
  • 祈祷の参考例は『神の民の礼拝――カンバーランド長老キリスト教会礼拝書』(一麦出版社、2007年)のp.165。
  • 祝福の前の短い奨励の例は、吉岡光人「新成人祝福の祈り」in 『礼拝と音楽』No.140、2009冬号、pp.38-39。

6.プレゼント

礼拝後に再度紹介し、教会からプレゼントを差し上げる。そしてみんなで讃美歌21-403とか「君は愛されるために生まれた」とかを歌う。


元旦礼拝か、元旦祈祷会か [教会年間行事]

 元日に行うのは、元旦礼拝がいいだろうか、それとも、元旦祈祷会がいいだろうか。

1.礼拝か祈祷会か
 それぞれの教会のこれまでの経緯や現在の状況によって、どちらでもよい。礼拝の方が、奏楽者・献金当番・受付当番などをきちんと決めておかなければならないという感じがする。祈祷会ならば、牧師一人でヒムプレーヤーを操作して会を行える感じ。しかしこれもそれぞれの教会による。
 どちらにしても、教会に集って神の御前に歩み出ることで新しい一年を始めるのは、よいことである。

2.名称
 「元旦」とは、元日の早朝、あるいは日の出の頃を意味するので、「元旦早天礼拝」とか「元旦早天祈祷会」とは言わない。「元旦礼拝」、「元旦祈祷会」でよい。

3.時刻・時間
 礼拝であれば、通常の主日礼拝と同じかそれより早い時間に、いずれにしても午前中に行うのがよい。
 祈祷会であれば、ぜひとも、日の出の頃に行いたい。具体的には、6時半開始で約1時間の祈祷会を行って、7時半頃終える。そうすると、日の出前の暗いうちに教会に集まり、祈り終えて教会の外に出ると、すっかり明るくなっている。祈り終えたすがすがしさと元旦のすがすがしさの相乗効果で湧き上がる感動は、元旦祈祷会に出席した者だけが味わえる。
 (1月1日の日の出時刻は、場所と年によって異なるが、だいたい、6時40分台~7時10分台くらい。)
 ノンクリスチャンの家族が家で待っている(寝ている?)ケースが多いので、礼拝にしても祈祷会にしても約1時間でさくっと終えよう。

タグ:待降・降誕